終夜灯ブライトブライト'

主に日記やライブレポ、たまにポエマーと化す

リプライで来たものについて語る ⑤お酒について(後半)

ちょっと間が空いてしまいましたが、ハヅキ的ウィスキー語り後編です。

前半では私がウィスキーに興味を持ったキッカケでもある基本知識についてくっちゃべりましたが、この記事では個人的に印象的な5銘柄を紹介しようと思います。

 

1.白州10年(ジャパニーズ・シングルモルト

私がウィスキーを「おいしい」と思うようになったキッカケのお酒。大好きすぎて、山梨の蒸留所にも行きました。

スッキリとした飲み口に、ちょっとだけピート(前記事参照)の煙っぽい香りがするところが推しポイントです。アイラウィスキーのピーティーさは鼻に残る感じがあまり得意じゃなかったんですが、この白州は飲むときに少しだけ鼻をピートの香りが通り抜けていく…程度のピートで、ミントや森のようなお酒の風味と合わさってとても飲みやすいです。

よく「森香るハイボール」という名前で居酒屋さんにも置いてある白州ですが、私が好きだったころは、現在のようなノンエイジ(熟成期間が明記されていない≒短い)ではなく、10年以上熟成した原種を使った「白州10年」がギリギリ売られており*1、そっちのほうが好きでした。

 

2.グレンモーレンジ(ハイランド・シングルモルト

おそらく私が一番お気に入りのウィスキー。

ウィスキーのテイスティングノート(風味の紹介文みたいなやつ)って、細かい味のニュアンスを伝えるために「チョコレートのような…」「バター飴のような…」みたいな、具体的なものになぞらえた紹介がされることが多いんですが、このウィスキーは「オレンジ」とか「桃」とか、明らかにおいしそうな比喩でよく勧められています。その比喩の通り、さっぱり風味とトロ甘風味を絶妙なバランスで両立させているお酒です。

クセが無くてとても飲みやすいので、アイラやスペイサイドのウィスキーが合わなかった人にも一度試してもらいたいです。

 

3.アードベッグ(アイラ・シングルモルト

初めて出会ったアイラウィスキーで、インパクトが凄すぎて印象に残りまくっています。ちなみに味はそんなに好きじゃないです(臭いから)

どんな風味だったかちゃんと思い出せないのでネットでテイスティングノートを探してみたら、やかで海を思わせるヨード香、燻製魚、炭焼コーヒーの香りに、柑橘系の果実の香りが加わる。チョコレートとタフィーの甘さ、シナモンスパイス、薬品のようなフェノールの香りが魅力的に入り混じっている。」とか書いてあって「おいしい」の概念が揺らぎました。もうヨードチンキ食っとけアイラ島民。

あと、アードベッグとグレンマレイというお酒をブレンドした「セレンディピティ」というウィスキーの逸話が好きです。アードベッグシングルモルトとして完成されているウィスキーだったので他のものを混ぜるなんて論外!と思われていたのですが、ある日蒸留所で間違ってアードベッグとグレンマレイを混ぜちゃった結果めっちゃうめえwwwwwwwwwwってなって発売に至ったお酒だそうです。「セレンディピティ」という名前もシャレてますよね。本来の英語の意味である「偶然の産物」に、「こんなおいしい組み合わせを知らないなんてかわいそう(pity)だ」というメッセージを掛けてるんだそうです。面白い!

 

4.メーカーズマーク(アメリカン・バーボン)

もう今バーボンって名前を出すと安室なんたらさんしか出てこないので、お酒のほうのバーボンについてちょっとだけ説明します。アメリカンウィスキーの種類のうちのひとつです。スコッチウィスキーの多くがモルト麦芽)を原料としているのに対して、バーボンの主原料はトウモロコシです。またスコッチウィスキーが基本的に他のお酒を熟成した樽を再利用して造るのに対して、バーボンは「内側を焦がした新樽で作らなければならない」という明確な製法の定義がされています。他にも蒸留するときの手法が違うとか、色々特徴があったはずなんですが忘れました。

 

で、バーボンの中でいちばん好きなのがこのメーカーズマークです。あまりバーボンを好んで飲まないのでそもそも飲んだ事あるバーボンが限られてますが、その中でも「おいしいな~!」と思いながら飲んでたのはメーカーズでした。

前述したように、スコッチは基本的に他のお酒を造った樽を再利用して熟成するので、出来上がったお酒に前のお酒の風味が移るのです。それがスコッチの複雑な風味の一要因であり面白いところではあるんですが、たまにバーボンを飲むと単純明快なおいしさというものを思い出します。スコッチばっかり飲んでた時期、たまにメーカーズを飲むと、若い木の香りがすごくおいしく感じられました。

 

5.カリラ(アイラ・シングルモルト

これも結構パンチの効いてるアイラモルトです。味はアードベッグ同様スモーキーで飲みにくいんですが、個人的に思い入れの強いお酒なんです。というのも、「カリラ」をアルファベットで表記すると「Caol Ila」と書くのです!そうです、私と名前がおそろい!Caol!しょうもないとか言うな!

メイドバーでバイトしてた時はオーダーが入るたび手が正露丸の匂いになるので正直苦手だったんですが、そのバーの先輩達と演劇をやる時に名前をもじって「カリラ」という役名をつけてもらったり、バイトを辞める時に常連のお客さんがめちゃくちゃ熟成年数の長いカリラをくださったりして、在りし日を思い出すので今は好きです。

ちなみに現在カリラが苦手なのを克服できたかというと、頂いたカリラがだいぶ長期熟成で風味が柔らかくなっていたので、そっちの味を覚えてしまいスタンダードカリラは飲めません。カリラのように年月を経るほど魅力が増す女性になりたいですね。何の話。

 

こんな感じ!!半分ぐらい味で勧めてなくてすいません!!

ただセレンディピティの話のように、ウィスキーにまつわる逸話だったり、名前の由来だったり、蒸留所独特の製法だったり、そういうことを知るのがやっぱり楽しかったりするのです。

他にも、同じ銘柄のウィスキーでも派生版が沢山あったり(熟成年数の違いのほかに、敢えていつもと使う樽を変えてみました!とか、造り方をちょっと変えてみました!とか)するので、ふらっと入ったお店でレアなお酒を見つけて飲むのも楽しみ方のひとつかと思います。

ブログを読んで、ちょっとでもウィスキーが気になったという人がいれば嬉しいです。ほかにも書ききれなかったことが一杯あるので、何か気になることがあれば聞いてください。メイドバー時代のテンションでお答えしますにゃん。

*1:2013年に終売らしいです

リプライで来たものについて語る ⑤お酒について(前半)

リプお題の記事も5つ目です。

あまりお題をくれた人が期待してたようなものを書けている自信はありませんが、めげずに書いてきましょう。

今回のお題は「お酒について」(鮎野さんありがとうございます)!

最近はめっぽう弱くなってしまって、チューハイとかカクテルをジュース感覚で飲む程度(ぐらいにしたいと思っている)なのですが、昔はかなり飲むほうでした。

その中でも好きだったウィスキーについて、その魅力と自分のお気に入りの5本を紹介します。

 

私の思うウィスキーの魅力 ~ウィスキーを「知る」楽しみ

皆さま、ウィスキーはお好きですか。「アルコールが強くて飲むのがきつい」「何がおいしいのか分からない」という人も少なくはないと思います。私もそうでした。

そんな私がウィスキーを好きになったキッカケは、ウィスキーに関するいろんな逸話や豆知識。平たく言えば薀蓄でした。最初はウィスキーを飲むことが楽しいというより、ウィスキーを「知る」ことが楽しい、という感覚でウィスキーを飲んでいました。で、本などで得た情報を実証するために少しずつ色んなウィスキーを試飲しているうちに、気がつけば味も含めて好きになっていたのでした。

そんなかんじで、私がウィスキーを「面白い」と思った点について紹介します。

 

1)産地による個性の違い

私は特にスコッチ(スコットランドのウィスキー)が好きだったんですが、ひとくちにスコッチウィスキーと言っても、造られた場所によって味の特徴が全く違うのです。産地ごとの大まかな分類は、以下の6つです。(各地域についての細かい話はしないので流し読みしていいよ)

 

①アイラウイスキー

②スペイサイドウイスキー

③ハイランドウイスキー

④ローランドウイスキー

⑤キャンベルタウンウイスキー

アイランズウイスキー

 

地図で見るとこんな感じ。マル島とかアラン島とか、アイラ島以外の島々はぜんぶ⑥アイランズウィスキーに分類されます。

※出典:スコッチウイスキー 第6回 シングルモルトの地区分類│ウエスタンパブ駅馬車f:id:tricolore330:20180709091741p:plain

各地域ごとにウィスキーを製造する蒸留所があり、それぞれ異なるウィスキーを造っています。面白いなと思ったのが、地域によってめちゃくちゃ味に差があること。とりわけ特徴的な、①アイラウィスキーと②スペイサイドウィスキーを例に取ると

 

①アイラウィスキー ⇒ 油と土と薬品が混じりあったディストピア風味

②スペイサイドウィスキー ⇒ 花や果物やお菓子などを連想させるユートピア風味

 

この差。ヤバくないですか。同じスコットランド人なのに地域でおいしいの基準がズレすぎてるでしょ。和歌山と愛媛のみかん食べ比べて「愛媛のみかんは鉄の味がするからおいしい!」とか言ってるようなものだと考えるとアイラ島民の精神が心配になる。

私もスペイサイドが好きなのでアイラウィスキーの魅力は人が言ってたことしか伝えられないんですが、「何故か癖になる」だそうです。煙草が好きな人とか、あと無駄に精液を飲みたがる女性の方とかと同じような感覚なのでしょうか(最悪だ)。謎だ。

 

 

何故アイラウィスキーがこんなヤバい風味になるかというと、麦芽を乾燥させるときにピート(泥のような炭のような)を焚き付けるそうです。燻製みたいなものをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。で、このピートというモノが、アイラ島内の湿原地帯で取れる土に含まれているそうなんです。ある意味地理的な特徴を生かしたウィスキーになっているんですね。

因みにアイラ島民が何故その泥をウィスキー作りに生かしたのかは知りません。日常的に泥の匂いを嗅いでるからいい香りの価値観がバグっていたのかと邪推しています。

 

逆にスペイサイドウィスキーは、「スペイサイド=スペイ川のそば」という名前の通り、スペイ川という大きな川の周辺で造られているため、澄んだ水と肥沃な土地を生かした華やかなウィスキーになっています。

 

そんな感じで、各地域の特色がウィスキーの味に色濃く反映されているのが面白いポイントだと思います。また同じ地域でも、蒸留所によって製法や使っている樽がぜんぜん違うのでそれぞれのウィスキーが個性を持っていたり、あと蒸留所の経営が傾いて他の会社に身売りした途端味が変わったりとか、いろんな背景を知ることで「なぜこのウィスキーはこういう味なのか」ということがわかります。私の場合、それが沢山のウィスキーを飲んでみたい!と思う大きなキッカケでした。

 

多分、地理とか世界史とかが好きな人には面白いんじゃないかと。

「別にそんな興味沸かなかった…」という方、安心してください。もうひとつウィスキーを知るにあたって面白い点があります。それがコレ↓

 

2)かっこいい

ウィスキーな、ここだけの話やけどめっちゃかっこいいねん。特にスコッチウィスキー。

 

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あとな、ウィスキー造ってる蒸留所。あれもめっちゃかっこいい。

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あとウィスキー造るときに使う蒸留器。あれもめっちゃかっこいい。

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こんなかっこいい物を使ってかっこいい所で作られるかっこいい酒、飲むしかねえよな。(私がヨーロッパの文化とか建築物が好きなだけかもしれません)

 

画像を貼り付けすぎたせいで今回もめっちゃ長くなってしまった!しかも肝心の私の好きなウィスキーについてぜんぜん話してない!

ということで後半に続きます!!どんだけ長い文章書くが好きなんだ私は!!

リプライで来たものについて語る ④楽器の演奏について 

 

なんやかんやでマシュマロやリプライでお題を投げてくれる人がいて、さいきんブログ書くのが楽しいです。ありがとうございます。

いつも思ったことをなるべく100%伝えたい…と思って文章を書いているんですが、あとあと読み返すと自分の文章わかりにくっ、としばしば思うので、もうちょっと読みやすい文章にしていきたい。

そんな目標を持ちつつ、今回頂いたテーマは「楽器の演奏について」です。

まずい…今までいろんな人に楽器がほぼ出来ないことをひた隠しにしていたのに、これはまずい…

 

うまみレーダーチャートを作りました

私が最も尊敬している元課長(通称・妖精)曰く、「五角形のレーダーチャートを作れば複雑な評価は見やすくなる。あと中身のない評価はそれっぽく誤魔化せる」と。

その言葉を思い出したので、自分の弾く楽器(ベースをはじめとする弦楽器)と、楽器ではないですが歌について、個人的な「うまい」の基準をレーダーチャートにしてみました。ご査収ください。ちなみに今回レーダーチャートを作った意図が、妖精の言葉のうち前者なのか後者なのかは、ご想像にお任せします。

 

うまみレーダーチャート① 弦楽器編

めちゃくちゃ恥ずかしいのでここだけの話なんですけど、私は音の良し悪しを絶望的に聞き分ける能力がありません。お正月の芸能人格付けチェックは基本的に答えられないし、電気屋さんのイヤホンコーナーに行っても何がいいのか分からず「一番目がよく合った」みたいな適当な理由で選ぶ。

あと楽器についての知識もマジで皆無というか、なぜか覚えられないのです。楽器本体でいえば自分の持ってるギターの各ツマミが何を調整するものか分かっていない。ベースは辛うじて分かるけど(ツマミの数が少ないから)フロントピックアップとリアピックアップの違いをいまいち理解しておらず結局全部MAXで弾いている。

こんななので、エフェクターに至ってはマジで「カチャカチャするやつ」ぐらいの認識しかない。ベース用マルチエフェクターを1つだけ持ってますが、何をどういじったらいい音になるのか分からない…そもそもいい音って何…?って感じでぜんぜん使いこなせませんでした。試行錯誤を経て、現在は「でかくて重いチューナー」としてバリバリ活躍中です。

 

なので、正直音作りの良し悪しについてはマジでわかりません。誰か助けてください。

そんな中で何をうまい下手の基準として考えてるかというと、まあ誰の演奏聴いても自分と比べてしまって「うっま…」とは思うんですけど、めちゃくちゃ基本的なことがちゃんと出来ているかをひたすら見ています。レーダーチャートで表すとこんなん。

 

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初っ端から五角形じゃないもの出すなよ…(すいません…)

いやマジですいません、残りの二つは「グルーヴ感」「音がちゃんと出ているか」にしようと思ったんですが、グルーヴ感についてはよくわかってないし、「音がちゃんと出ているか」は当たり前すぎて言わずもがななのかなと思ってやめました。ちなみに私は音がちゃんと出るかの項目、5点満点で2とかだと思います。力がないせいで、ベースは音がビビったりアタックが弱弱しかったりするし、ギターはそもそも「ペ…」みたいな音しか出ない。なんでや。

 

ただ残りの3つ、特に「音の正確さ」と「リズム」については、個人的にめっちゃ大事にしています。音がベキベキでかっこいい人とか、色んな奏法を使う人とか、アドリブやアレンジを効かせるのが上手い人とかよりも、地味だけどミスが少ない演奏をする人のほうが私は好きです。

吹奏楽をやってた名残なのかもしれません。吹奏楽部時代は「細かいミスは合奏前(パート練習とか)で潰し込んでおくことが当たり前」でした。吹奏楽は数十人でやるので、ひとりひとりの細かいミスを直していると合奏の時間がそれだけで潰れてしまうからです。あれだけの人数でやっても、ひとりのミスって結構目立ちます。

なのでバンドやってた時は、「細かい部分の指摘が多すぎる」とメンバーに怒られたりしてました。そのくせ音について聞かれた時は「ええんちゃう」しか言わないので余計怒られました。正直すまんかった。

今でもたまにスタジオに入ったり人の演奏を見たりするとき、「吹奏楽みたいにコンクールやコンサートで大勢の人に聴いてもらう音楽と、バンドみたいにやる側が楽しみたくてやってる側面が強い音楽とでは、なにに重きを置くかは違うのかな~」とか悩んだりもします。が、個人的にはやっぱりミスが少ないほうが合わせるほうも楽しいんじゃないかなと思います。自分が弾けることが楽しい!最高!って人とは相容れないのかもしれません。

 

他パートとのバランスは別にたいした話じゃなくて、たまにギターだけうるっせえ!みたいな時とか、ギターとベースの音の帯域が被ってて聞きぐるしい!みたいな現象に遭遇するので、それは勘弁してほしいぜヤレヤレぐらいの話です。

 

うまみレーダーチャート② 歌編

なぜ頼まれてもいないのに歌編を作ったのか!理由はひとつ!「五角形のレーダーチャートがあったほうが見栄えがいい」からだ!

あと自分が元々歌が下手でコンプレックスが強かったので、歌がうまいって何…?ってことを考える機会が今まで多かったというのもあります。一度自分の思う「歌がうまい」のイメージを可視化しておきたくて。

 

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めっちゃ五項目にまとめるの苦労しました。その割には最後のほうアホがにじみ出てるな。「楽しそう」って何だ。

 

音の正確さとリズムは言わずもがなです。余談ですが、私の友達には「カラオケの採点で100点(99.999点)を取ること」、俗に言うスコアタが趣味という愉快な人たちが沢山います。私はスコアタやらないのでその人たちとも普通にカラオケに行くだけなんですが、彼らの音程とリズムの正確さマジで滅茶苦茶すごいです。何事も訓練なのだな…と思います。あとたまにスコアタやってる所見せてもらうけど加点のために全音ビブラートかけたりしてて笑う。もはや歌ではなく音ゲー

 

次、「高音の伸び」!どういう言葉で表現すればいいか迷ったんですけど、単にhihiC余裕ですドヤみたいな感じじゃなくて、自分の出せる範囲の高音を、耳ざわりの良い音として出せる人がすごいなと思います。特に私はこれがめちゃくちゃ苦手で、地声と裏声の切り替えがマジで出来ないんですよ。サビとか歌ってて高音を出そうとしたら、裏声になった瞬間モノマネが下手な人がやるミッキーマウスみたいになるん。困るん。

地声やミックスに関しては、とにかく「無理してます」感が出てない声がいいです。しんどい思いをして出す声は聞いてるほうもしんどい。

 

次、「個性」!ざっくりしすぎだろう!もっとテクニカルな項目にしようと思って、ビブラートとか色々考えてたんですけど、歌い方って人それぞれだし、自分の個性を理解して適度に出せているのが良い状態なのではと思います。たまにしゃくりすぎてキモい歌い方になってる人とかいるじゃないですか。

 

さいご!「楽しそう」!……これについてはもう何も言えないですすいません。個人的に、超個人的に、歌ってて楽しそうな人の歌を聴くのが大好きなんです。悲しい曲でも楽しそうに歌ってほしいってわけじゃなくて、曲の感情とはまた別に「歌うことが楽しい」という自分自身の感情を滲ませている人。基本、人の歌を聴くのはカラオケかコピーバンドなので、自分が作ったわけでもない曲に感情移入できる人って稀だと思います。そんな中で歌うこと自体をめいっぱい楽しんでいる人は、無意識的に歌の持つ感情も理解して表現しているようにも見えます。

 

おわりに

結局のところ、楽しんで演奏する/歌うことが素敵な音楽を作るいちばんの方法なんじゃないでしょうか。やれ音の正確さだとかリズム感だとか色々言いましたが、それは私が演奏を聴いたり一緒に演奏したりするときにその辺がダメだと「楽しくない」からです。そういう意味では楽器の項目にも「楽しそう」を入れておいたほうが良かったのかもしれませんが、ミスまみれで楽しそうにしてるやつは一緒にやってるとムカついてくるのでやめました。あと四角形のレーダーチャートって最強にかっこ悪いからダメ。

今回書いたのは私の個人的な「聴いてて/一緒にやってて楽しい音楽の要素」であって、正解とかでは決してないです。別に他人が何を言おうが、自分の「楽しい」と感じるファクターが何なのか、それを認識してなるべく似た感性を持つ人と一緒に音楽をやるのが一番だと私は思ってます。なにせ、音を楽しむと書いて音楽なので。

リプライで来たものについて語る③ 森久保乃々について

本題に入る前に聞いてください、先ほどめでたく会社から復職の許可が出まして。8/1から復帰になるので、今日から7月末まではなんと好きなように過ごしてよいとのこと!

この限られた超絶フリーダムな時間、何をするかといえば

森久保について、書くしかないですよね。

 

f:id:tricolore330:20180705170823p:image森久保ォ!

 

私が森久保に惹かれたのは、アイドルにあるまじき自己肯定感の低さでした。

森久保のいいところは他にも沢山あって、絶妙に目を合わせてくれない3DがSSRになるとこっちを見てくれるところ、たまに「もりくぼくるくるくりーむ…」とか「ひまくぼです…」とか唐突に笑いを取ってくるところ、かわいらしい普段の歌声と∀NSWERでの歌唱のギャップ、14歳組の中でもかなりのつるぺったんなところ(73/55/76)、動きがリスみたいなところ、しゃべり声もかわいいところ…などしゃべりだすとキリがないですが、折角まとまった文章を書くのでその1点にフォーカスを当てて語ってみようと思います。

他の森久保のかわいいところについては、最寄りの渋谷凛さんにでもお問い合わせください。

 

※本家デレマスはほとんど触っていないので、森久保をはじめとする各キャラの言動は全部スターライトステージかアニメから参照したものになっております。

 

超絶ネガティブアイドル、もりくぼですけど

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「むーりぃー…」
人と目を合わせることが苦手な内気な女の子。代役を頼まれたのをきっかけにずるずるとアイドルを続けている。口を開くとネガティブ発言のオンパレードで、LIVE中はカメラに対して意地でも目を合わせてくれない。(デレステ攻略Wikiより)

 

ウィキペディアによるとシンデレラガールズ登場アイドルは全部で183人もいるそうで、そんなに一杯女の子がいたらそりゃ癖やアクが強い子も一杯おるわなって感じですが、その中でも森久保は頭ひとつ抜けてアイドル活動に消極的です。

こんな自分がアイドルとしてやっていけるかどうか…という不安を前面に出していた子は少なくないのですが(ぱっと思いついた子だと智絵里ちゃん、三船さん、あと意外に楓さんも最初は自信なさげで言葉少なでしたね)、森久保が他のアイドルと決定的に違うところは、自分で自分のことを認めてあげられているかという点だと思います。

シンデレラガールズは人数も多く、みんな「自分がアイドルなんて」という不安を打ちに抱えながらも(一部例外もいますが)前に進もうとしており、それがアイドルマスターシンデレラガールズというジャンルの個人的に大好きなところでもあるのです。身長182センチの大きな子でも、キノコが好きなぼっちの子でも、年齢的に崖っぷちでも、自分の憧れるロック像と自分自身に大きな溝があっても、「それが今の自分だから」と受け入れているからこそ、彼女たちはステージに立てるのでしょう。

コミュなどを見ても、それが唯一感じられなかったのが森久保乃々という女の子です。

 

自分を認めることができない森久保が、自分を認めてくれた人のために舞台に立つ瞬間

芸能関係者らしき親戚のお願いで一日だけアイドルの代役をこなして、そこからプロデューサーにスカウトされる…という少し珍しいシチュエーションでアイドルになった森久保ですが、メモリアルコミュでも特訓コミュでも親愛度演出でも彼女は「アイドルなんてなれるはずがない」の一点張りでした。他の子たちが「こんな私でも、アイドルになれるんだ…!」って言うところを、「こんな私なので、アイドルはむーりぃー」と譲らない森久保。メモリアルコミュ2(初レッスンのコミュ)でも、いきなりロッカーに隠れてレッスンから逃げ出そうとする事案を起こしてしまいます。そんな森久保にプロデューサーがかけた言葉は、

 

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「(森久保ができるって信じている理由は)君のプロデューサーだから」。

そして、「どこにいても、見つけるよ」。

 

………ヤバくないですか…(打ちながら泣いています)

「才能を感じたから」とか言われても、森久保には「自分に見合わない過度な期待」としか受け取れないでしょう。そこで、森久保に対する評価とかそういう類のものをぜんぶ捨てて、「森久保のプロデューサーだから」信じていると言い放ったプロデューサー。それは多分、「森久保が森久保だから」信じている、ということであり、森久保自身ができなかった「自分を信じること」を教えてあげているように見えました。

同じように、メモリアルコミュ3(宣材写真のコミュ)でも、プロデューサーはカメラに向かって笑えない森久保を「君なりに頑張った」と肯定しています。

 

その森久保が、それまでのコミュと違う一面を見せるのが、メモリアルコミュ4(初仕事のコミュ)でした。

テレビ出演という仕事のプレッシャーで、コミュ2と同じように隠れてしまう森久保。どれだけプロデューサーが森久保のことを肯定してくれようとも、やっぱり彼女にとって自分はダメな存在で、アイドルなんてむーりぃー…という事実は変わらないのでした。

「バックレたんじゃないですか?」と迷惑がる番組関係者。それでも「そんなことはない、乃々はできる子です」と答え、本番直前まで久保を待ち続けるプロデューサー。そんなPの前に、森久保は自分から姿を現します。

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 「来られると、思わなかったんです…。ですけど…それでも、もりくぼは…。」

「忘れられなくて…。プロデューサーさんが…今まで私にしてくれたこと…。」

 

ここまでしてくれたプロデューサーへの恩返し、という一面もあると思います。が、それ以上に、「こんなにもプロデューサーさんが信じてくれている」自分を、森久保は初めて信じることができたのではないかと思って、初めて見たときボロボロに泣きました(今も泣いています)ずっと自分を否定し続けてきた彼女にとって、自分を信じることは相当な勇気が必要だったでしょう。それでも、プロデューサーのことを強く信じているから、そしてプロデューサーが強く自分を信じてくれているから、勇気を振り絞ってテレビに出演することができたのだと思います。

 

森久保のメモリアルコミュ4が神がかっているというのは有名な話ですが(どこで?)、それまでの森久保の徹底的な自己否定を思い出すと3割増しで泣いてしまいます。めっちゃ森久保抱きしめてほめ殺してえ…と思います。プロデューサーの後押しがあったからと森久保は思ってるかもしれないけど、勇気を出してやりきったのはお前だぞ森久保ォ…

 

あのこれ本当私が語るよりも実物を見たほうが100倍エモいと思うので、見たことのない皆様におかれましては、今すぐデレステをインストールし、R森久保乃々をガチャで引き、ライブや営業でファンを2万人まで増やし、ファン数増加に伴って開放されるメモリアルコミュを最初から見たほうがいいです。

道のりが遠すぎる?しょうがないにゃぁ… 

www.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

 

このメモリアルコミュまとめ動画を見ればブログで話したことは全部観られる上に、森久保のかわいすぎる声が4エピソードに渡って聞けてしまいますし、しかも発言によって表情が変わる(主に困り顔・かなりの困り顔・超困り顔など)立ち絵もばっちり見られてしまいます。これはもう再生するしかないですね。

それでは皆様、素敵な森久保ライフを…

 

 

 

さよならアンドロメダの事とか、バレンタインSRの親愛度演出の事とか書きたいことまだまだいっぱいあるんですけど、それはまた次の機会に!!

リプライで来たものについて語る② 好きな服装・ファッションについて

 

マシュマロでいただきました。好きな服装・ファッションについて…(投げてくださった方ありがとうございます)

因みにこの前の写真がどれなのか、ツイッターを遡ってもデレステのスクショばっかり出てくるので探すのを諦めました。すいません。

 

これまでの服装の変遷

好きな服装の系統…というと意外と難しくて、というのもわたくし飽き性なせいかすぐにファッションの路線変更に走るんですよね。自分に似合う服がわからないのもある。

昔からのファッションの変遷がわかる写真とかないかなと思って過去の写真を探してたんですが、ちょっとリアル写真を載せたら死にたくなるので絵をこしらえました。

自分で服を選ぶようになったのが中学校ぐらいからなので、そこからたどるとこんな感じです。ドン!

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らくがきクオリティですいません。左から順番にしゃべってもいいですか。ちなみに絵の下の数字は当時の年齢です。

 

中学校時代(13~15歳)

ファッションに関する自我の芽生え=ヴィジュアル系への目覚めだったため、それまで3年2組とかエンジェルブルーとか着てたのにいきなりセックスポットとかh.naotoとかを着るようになって家族を心配させた頃。眉毛も全剃りしてほっそいほっそいのを書いていた頃…

ちなみに昨日書いた吹奏楽についての記事でも中学校時代の思い出を書いてましたが、あの頃はこの格好で部活やってました。雰囲気ぶち壊し。

お金なくてファッションセンターしまむらで中二っぽい服を買ったり、セクポのTシャツ(髑髏プリントでおもくそ「SEXPOT Revenge」ってロゴが入ってるやつ)をオーストラリアへの修学旅行に着ていったり、通学かばんに安全ピンをいっぱい付けてたり、当時のことは書き出すとキリがないんですが、書き出すごとに私のHPが減るのでこれくらいにしておきます。

 

高校時代(16歳~18歳)

相も変わらずヴィジュアル系のバンドに青春を捧げていたのであまり変わらず。中学校のころはパンク寄りだったのが、ゴスパンとゴスロリの間ぐらいになったぐらいかな。当時はALGONQUINSとか、今は亡きPEACE NOWとか着てました。あとこの頃に睫毛をつけることを覚えたので、化粧が劇的に進化しました。ただし化粧の参考にしていたのはヴィジュアル形の女形アヤビエのりょっぺとか、ヴェルサイユのヒザキとか、ノーゴッドの華凛とか)だったのでものすごくアイメイクが濃かった。

 

たまーに普通の格好もしてました。スピンズとかWEGOで服買ってました。懐かしい~

 

大学時代(19歳~21歳)

絵に描いたような大学デビュー(笑)してやがる…高校時代に追いかけてた本命盤の解散と、あと彼氏ができたことで量産型大学生に成り果てました。ただ、青春時代はずっと闇に飲まれていたのであまり普通の服装がわからず、変な柄on変な柄したり、クソガーリーなワンピースの上にクソスポーティーな上着を羽織ってきたりと、ファッショニスタ(悪い意味で)として大学の友達からは一目置かれていた(悪い意味で)記憶があります。死にた~~~!!!

ちなみに服はローリーズファームとかアースとかで買ってました。その辺で服買ってクソコーデになるのやばくない?目瞑って選んでも普通のコーデになるぐらい無難な服揃いやんけ。

 

なぜか20を超えると突然瞼が二重になったのでつけまつげから卒業しました。あと人生で初めて髪を染めましたが、当時バイトしていたメイド喫茶の店長から「似合わなさすぎる…」という苦虫を噛み潰したような顔をされたので4ヶ月で黒髪に戻しました。

 

新入社員時代(22歳~23歳)

会社が私服(オフィスカジュアル)通勤なので、それに合わせてミッシュマッシュとかで服を買うようになりました。あと入社5日目ぐらいのマナー研修で講師に「社会をなめるな」とパッツン前髪をディスられたので前髪を分けるようになりました。

 

働き出した当初はもう会社が自分の全てというか、会社で認められない=社会的な死だと思っていたので、必死に会社に馴染もうと外見も含めてすごく努力しました。具体的に言えば、部署の先輩とか同期に「自称・残業アイドル」を名乗っていました。夜10時まで残業させられた日も「残業じゃなくてアイカツだから大丈夫★」って言いながら上司と飲みに行ったりしてました。いい感じに頭がおかしくなっていますね。

そんな残ドル(残業アイドルの略)精神が服装にも表れており、会社に慣れ始めたころからはミッシュマッシュがロディスポットに変わったりと、ややぶりっ子的な格好をし始めるようになりました。女性の先輩社員にどう思われていたかは、今となっては知る由もありません…(ということにしておきたい…)

 

屍時代(24歳~25歳)

高残業と仕事の難易度、あと当時の彼氏によるモラハラが原因で死んでいたころ。脳が記憶をなかったことにしたがっているようで、当時何を着てたとかもマジで覚えてないんですが、とりあえず目のクマがすごかった事だけは確かです。(前にツイッターにあげてた写真参照)

 

最近(26歳~)

モラハラおじさんによる支配からの卒業を果たしてからは、これで自分の着たい服を着るぞーーーーーー!!!!と思い、高校時代に好きだったロリィタテイストと残ドル時代によくしていたオフィスぶりっ子テイストを足して2で割ったような服装をしていました。別名・童貞を殺す服。

しかし四捨五入したら30という事実が私の頭を常につきまとい、若干そういう服装をすることに抵抗を抱き始めたある日、アクシーズのワンピースを着て梅田駅を歩いていたらナンパのお兄さんに「お姉さんのその服装…ゴスロリ系ですねwwメンタル強いっすねww」と言われぶりっ子スタイルから卒業する決意をする。髪も30センチぐらい切ったし、最近はほとんどTシャツとジーパンとスニーカーで生きています。

ただ、別に髪の毛を切ろうが服装を変えようが、道行く人には「ロックですね~www」とか「お酒飲んでいい年齢なんですか?www」とか「北条加蓮*1…」とか言われ続けるし、あとジーパン履くと足が短すぎて死にたくなるので最近はまた別の格好をしようと目論んでいます。

 

結局どういうファッションが好きなのか

私にもよくわかりません。

その時好きなバンドマンや二次元キャラにも影響されるし、周りでオシャレだな~と思う子にも影響されるし、悪く言えば自分がない感じです。

よく言えば、その時その時でいちばん自分が着ていて楽しいものを着ています。(どや顔)あと好評だった系統の服装はやっぱり次も着たくなりますね。褒められたら嬉しいので。

今ちょうど次に着る服の路線について悩んでいるところなので、どんな服装の系統が好きかとか、ハヅキこれ似合ってたよ、とかあればまた教えてください。全身タイツ以外で。

*1:Twitterに書いてた話。声をかけてきたお兄さんが私の携帯の音楽再生画面を覗き込むや否や「北条加蓮…」とだけ呟いて去っていった

響くようで響かない少し響く!ユーフォニアム

まえおき

こういうツイートを上げたところ、最初に貰ったお題が「吹奏楽」でした。(いくさんありがとう!)

私は小学校4年~中学校3年の6年間、吹奏楽部でユーフォを吹いてました。自分ではぜんぜんやる気なかったと今まで思っていたのですが、響け!ユーフォニアムを見て色々な記憶が蘇るにつれ、当時は当時でいろいろなことを思いながら自分なりに頑張っていたな、と思えるようになってきました。そんな感じで、当時の経験や、音楽への思いが少しでも伝わればいいなと思いながら書いてみます。

 

ユーフォとわたしの6年間

私がユーフォを吹き始めたのは、小学校4年の時でした。うちの小学校は小4からクラブ(陸上とか、金管バンドとか)に入れて、元々音楽が好きだった私は4年生になると同時に金管バンドに入部しました。

入部するとすぐにひとつの教室に集められて、ひとり1つコルネット(トランペットをちんちくりんにしたような楽器)を配られて、顧問の指導のもと音を出させてもらいました。全員が未経験の小学生なので、まずは軽くて扱いやすいコルネットで音を出す感覚を掴もうという主旨でした。

そこで私が直面したのは「唇が分厚すぎてコルネット用のマウスピースに口が入らない」という圧倒的事実…

仕方なく私だけ、大きいマウスピースのユーフォを借りて試奏をしたのが、私とユーフォの出会いでした。第一印象、「唇が大きい人がしゃーなしでやる楽器」。印象が悪すぎる。

 

小学校のときは、コンクールで金賞を獲ったり、駅ビルで演奏したり、大きな演奏会に出してもらったり、定期演奏会を開いたり、合宿したり、まあいろいろやりました。ですが正直、ユーフォのことはあまり好きになれませんでした。目立たないし、メロディーあんまり吹かせてもらえないし、吹奏楽やってない人に楽器の名前言っても「は?」って言われるし、重いし。マーチングもやった事あるんですが、小柄&貧弱な私にはユーフォを持ったまま歩き続けることができず、私だけチューバ用のストラップをユーフォに付けて事なきを得ました。あと人数が足りなくてチューバもちょっとだけやったんですが、「楽器の運搬がひとりで出来ない」という理由ですぐクビになりました。

 

中学校に入った時も、私はユーフォを選びませんでした。創設1年目の吹奏楽部で、10人ちょいの部員で、私が唯一の楽器経験者。唇は相変わらず分厚いままでしたが、3年も楽器をやってるとマウスピースに合わせて口の形を調整するぐらいはお手の物だったので、このアドバンテージを活かしてトランペットの座をもぎ取ってやる…という思いで楽器体験に挑みました。が、普通に「ユーフォ経験者ならユーフォやれや」という顧問の一声でユーフォに回されました。

結局ユーフォかよ…と半分やさぐれていた私がやる気になったのは、そのメンバーで最初に合奏をした時でした。「ロマネスク」という小編成向けの、スローテンポで短い曲。楽譜に書いてあることはペロッと吹けるようになった私は、「3年間やったっつっても、所詮は小学校のクラブ活動。これぐらい本気出せば誰でもすぐにできるようになる」と思っていました。そんな中自分たちが奏でたのは、チューニングはバラバラで、強弱がなく平坦で、リードミスや音外しばかりの演奏。それまで自分の周りの人たちが、どれだけ上手だったかを思い知りました。そしてそれは同時に、私自身が積み重ねてきた3年間に意味を与えてくれました。

このメンバーで、演奏を形にしたい。そのためには自分がやりたい楽器よりも、一番自分の強みを発揮できる楽器を吹こう。一番自分が存在価値を発揮できる位置にいよう。そう思えてから、自分の出す音に責任を持つようになりました。副部長に立候補し、他のメンバーの演奏にも一層気を配るようになりました。

 

中学3年間で最終的に到達できたのは、府大会銀賞でした。上にいる学校の数を見ると恥ずかしくなるような結果ですが、それでも喜ばずにはいられませんでした。初めて合奏した日から3年かけて、京都会館のステージに立つことができたこと。「人に聴かせられる」と判断して、大会に出場することを部員全員が納得するレベルまで自分たちの演奏を作り上げることができたこと。輝かしいステージに当たり前のように立たせてもらっていた小学校時代には感じることのなかった達成感のようなものを、確かに覚えました。

 

おわりに

改めて自分の昔の経験を振り返るのは恥ずかしいな!若干美化されているような気もしなくはないですが、なんやかんやで吹奏楽部もユーフォも好きでした。高校の入部時はちゃんと希望楽器にユーフォを選びました(その後1ヶ月で先輩が嫌すぎてやめました。特に有能じゃない田中あすかって感じの人でした)

微妙すぎる終わり方になったことを少し後悔はしていますが、まあそれが今の自分に繋がってベースを弾いたりしてると思えば結果オーライかなと思ってます。

吹奏楽やってなければ音感もリズム感も今より悲惨だっただろうし、ピアノとかではなかなか経験できない「人と合わせてひとつの音楽を作る」ということを沢山やれたので。いろんな人がいて衝突も少なくはなかったけど、それも含めて良い経験でした。

 

aieというギタリストが好きだ。

たまに、「あぁ、なんか機材車盗まれたバンドだよね」みたいな事を言われますがaie(バンド)ではなく、aie(個人)です。

もう兎にも角にも彼のギターが大好きなんですけど、知名度がいささか低くてaieの話をするとまず「誰?」というところから始めないといけないことにン゛ーーーーッ!!となるので、皆にaieというギタリストの存在と私がaieを大好きすぎる事実について認識してもらいたくて筆を執った次第です。

知っておくと会社の派遣のお局様が名古屋盤を追いかけてた元バンギャルだった時とかに役立つこと間違いなし!

 

aie(ギタリスト)とは

1978年9月26日生まれ、168cm47kg(10年以上前の情報なので今は違うかもしれない)。名古屋出身。

過去はkain、deadmanthe studsなどのギタリストを務め、現在はthe god and the death stars、gibkiy gibkiy gibkiy、KEEL、The Madcap Laughs、DECAYSといったバンドでギターを弾いたり歌ったりしています。いつも思うけど大学の軽音サークルみたいなテンションでバンド掛け持ちしすぎだ。

aieの話をしようと思うとどうしても名古屋系の最盛期だったあの頃~~…みたいな話をしてしまいそうになるのですが、バンギャル以外にはまったく伝わらないと思うので私の思うaieの好きなところを思いつくまま書いてみます。

 

aie素敵ポイント① 飾らないギターの音

ヴィジュアル系の音」と言われて、どんな楽器の音をイメージしますか。おそらくこういうの↓とかが近いのではないでしょうか。

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あとなんかこういうの↓

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ババアなもんで曲のチョイスが絶妙に古くてごめんな。

 

aieのギターの音はかなりシンプルで、さっき挙げたようなヴィジュアル系「っぽさ」は感じられない。エフェクトかけてギュインギュインさせたりパキパキさせたりはあまりしない、温度や湿り気のある音。音色的にはヴィジュアル系よりも邦楽ロックに近いのかもしれない。ただし弾いてる和音はどちらかというとバリバリダークな名古屋ヴィジュアル系の血が濃いというか、あんまり邦楽ロックでは聞かないような響きが多い。ディミニッシュ?みたいな、なんかあんな感じの変な半音下げが混ざってる和音好きじゃないですか?ヴィジュアル系

とにもかくにも、柔らかい音色とダークな和音の絶妙なバランスが、「聴いてて疲れないけどダークで引き込まれる」aieの音の魅力なのではと思います。

 

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aie素敵ポイント② natural畜生フェイス

ごちゃごちゃ説明するより見せたほうが早い。こちらが彼のご尊顔です。

 

 

好きすぎる・・・・・・・・

 

世間一般で言う「かっこいい顔」のカテゴリーにはギリギリ入らないであろう彼ですが、「性悪顔」「畜生顔」というカテゴリーには確実に入ってくると思われます。鋭すぎる目つき、あと笑った時にクッと上がる口の端。

 

 

好きすぎる・・・・・・・・・!!!

私の理想の男性の外見は「人殺してそうな人」なんですけど、彼はそれよりやや陰湿っぽいというか、「気に入らないやつ脳内で100回殺してそうな人」という感じがします。嫌いなやつの家に着払いで生魚送ってそう~~送っててくれ~~

 

あと168センチの身長に対して体重が軽すぎるのもポイントが高いです。むかし某掲示板で「バンビ」とか「小鹿ちゃん」とか呼ばれてたね…

 

aie素敵ポイント③ 茶目っ気

茶目っ気がね、すごいんですよ。

アラフォーなのに記憶がなくなるまで飲むし、ギタリストなのに家にギター1本もない時があるし、deadman活動休止のときの雑誌インタビューで開口一番「お金がなくなったのでやめま~す」って言い放つし。

個人的に一番「やべえ…」と思ったエピソードは、「酔っ払って飲み屋の隣のグループに説教し出して、止めにきた店員に殴りかかって、連れにタクシーに乗せられたけど今度はタクシーの運転手に殴りかかって、次に気がついたら自分の部屋で、ふと見ると壁がボコボコになっていた」です。

 

今はある程度年齢も重ねて、流石にそんな血の気の多い事はしなくなった…と思っていたのですが、Twitterの最近の書き込みを見るとそうでもない予感がバリバリしますね。この人らスタジオ入ったらいつも変な話するか二日酔いで死んでるな。

 

このツイートに限らず、Twitterでは地味におもしろいので気が向いたら過去の呟きを追ってみてください。ちなみにこの文体、少なくとも私がTwitter始めた2010年からずっと続けてます。狂気の三点リーダ・・・。

 

aie素敵ポイント④ 楽曲の個性

①でも触れましたが、aieの作る曲って結構特徴的だと思うのです。

今まで本当に色んなバンドでギターをやってきて、色んなボーカルが彼の曲を歌っていて、どれもバンド自体のカラーは違うんですけど、その中に共通するaieらしさが存在している。そんで、そのaieらしさと、他のメンバーのいい所がうまいこと混ざり合っている。

この人が作る曲は特徴的だから一発でわかる!というギタリストは数多くいますが、特徴的かつバンドに合わせて自分の個性を出したりしまったりできる器用さがaieの強みだと思います。

 

 

例えば、the studsではVo.大佑の刺さるようなボーカルを立たせるような、シンプルだけど鋭いギターを弾いていたり

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KEELではVo.ryoさんの華がある声に合わせてトラック数や手数を増やしていたり

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どのバンドも、それぞれの良さ(特にボーカルの特長)をうまく見せてるなと思う一方で、やっぱりaieのギターが一番ぴったりはまっていたのはdeadmanだろう!!!!とも思います・・・。

そんなdeadmanの楽曲がコチラ・・・。

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初っ端から眉毛と睫毛がすごい黒ずくめの人出てくるけどびっくりしないで。これがdeadmanのボーカル、眞呼様です。今は音楽活動をされていないのですが、その表現力だったり、あと人間性だったりに惹かれる人は多く、当時は「神」と呼ばれ崇拝されていました(・∀・)

 

この眞呼様の、聴く人を包みこんで赦すような温かい歌声と、柔らかさや温かさを感じられるaieのギターは本当に相性抜群でした。

ヴィジュアル系なのでもちろん暴れるような激しい曲もあるのですが(そして眞呼様が心配になる勢いでアヒャるのですが)、狂気を孕んだボーカルと変な半音が入ってるギターの和音(これなんて言えばいいのか分からんのですが私の語彙力では「変な半音」としか言えない)とやっぱり合ってしまうのです。

 

モーニスとかラディカルカーデンを聴いてほしかったのですがyoutubeで動画がみつかりませんでした

 

途中からaieの話というかdeadmanの話になってしまいましたが反省はしていません。何故ならdeadmanがめちゃくちゃ好きだから。中学校時代に聴いていたんですが、今でも聴くし、今でも泣く。

 

おわりです

マジで私が書きたいことを好きなだけ書くだけの記事ですいません。普段じぶんの生活がしんどいみたいなことばっかり書いてるので、好きなことについて思いっきり書きたかったんです。

これを機に少しでもaieに興味を持ってくれる人がいたらいいなあと思います。そしたら一緒にライブに行きましょう。マジでいま地方での動員が少ないので、30センチぐらいの距離で見られるから。

 

長文になりましたが読んでいただきありがとうございました!aieは!いいぞ!!!