終夜灯ブライトブライト'

主に日記やライブレポ、たまにポエマーと化す

リプライで来たものについて語る ④楽器の演奏について 

 

なんやかんやでマシュマロやリプライでお題を投げてくれる人がいて、さいきんブログ書くのが楽しいです。ありがとうございます。

いつも思ったことをなるべく100%伝えたい…と思って文章を書いているんですが、あとあと読み返すと自分の文章わかりにくっ、としばしば思うので、もうちょっと読みやすい文章にしていきたい。

そんな目標を持ちつつ、今回頂いたテーマは「楽器の演奏について」です。

まずい…今までいろんな人に楽器がほぼ出来ないことをひた隠しにしていたのに、これはまずい…

 

うまみレーダーチャートを作りました

私が最も尊敬している元課長(通称・妖精)曰く、「五角形のレーダーチャートを作れば複雑な評価は見やすくなる。あと中身のない評価はそれっぽく誤魔化せる」と。

その言葉を思い出したので、自分の弾く楽器(ベースをはじめとする弦楽器)と、楽器ではないですが歌について、個人的な「うまい」の基準をレーダーチャートにしてみました。ご査収ください。ちなみに今回レーダーチャートを作った意図が、妖精の言葉のうち前者なのか後者なのかは、ご想像にお任せします。

 

うまみレーダーチャート① 弦楽器編

めちゃくちゃ恥ずかしいのでここだけの話なんですけど、私は音の良し悪しを絶望的に聞き分ける能力がありません。お正月の芸能人格付けチェックは基本的に答えられないし、電気屋さんのイヤホンコーナーに行っても何がいいのか分からず「一番目がよく合った」みたいな適当な理由で選ぶ。

あと楽器についての知識もマジで皆無というか、なぜか覚えられないのです。楽器本体でいえば自分の持ってるギターの各ツマミが何を調整するものか分かっていない。ベースは辛うじて分かるけど(ツマミの数が少ないから)フロントピックアップとリアピックアップの違いをいまいち理解しておらず結局全部MAXで弾いている。

こんななので、エフェクターに至ってはマジで「カチャカチャするやつ」ぐらいの認識しかない。ベース用マルチエフェクターを1つだけ持ってますが、何をどういじったらいい音になるのか分からない…そもそもいい音って何…?って感じでぜんぜん使いこなせませんでした。試行錯誤を経て、現在は「でかくて重いチューナー」としてバリバリ活躍中です。

 

なので、正直音作りの良し悪しについてはマジでわかりません。誰か助けてください。

そんな中で何をうまい下手の基準として考えてるかというと、まあ誰の演奏聴いても自分と比べてしまって「うっま…」とは思うんですけど、めちゃくちゃ基本的なことがちゃんと出来ているかをひたすら見ています。レーダーチャートで表すとこんなん。

 

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初っ端から五角形じゃないもの出すなよ…(すいません…)

いやマジですいません、残りの二つは「グルーヴ感」「音がちゃんと出ているか」にしようと思ったんですが、グルーヴ感についてはよくわかってないし、「音がちゃんと出ているか」は当たり前すぎて言わずもがななのかなと思ってやめました。ちなみに私は音がちゃんと出るかの項目、5点満点で2とかだと思います。力がないせいで、ベースは音がビビったりアタックが弱弱しかったりするし、ギターはそもそも「ペ…」みたいな音しか出ない。なんでや。

 

ただ残りの3つ、特に「音の正確さ」と「リズム」については、個人的にめっちゃ大事にしています。音がベキベキでかっこいい人とか、色んな奏法を使う人とか、アドリブやアレンジを効かせるのが上手い人とかよりも、地味だけどミスが少ない演奏をする人のほうが私は好きです。

吹奏楽をやってた名残なのかもしれません。吹奏楽部時代は「細かいミスは合奏前(パート練習とか)で潰し込んでおくことが当たり前」でした。吹奏楽は数十人でやるので、ひとりひとりの細かいミスを直していると合奏の時間がそれだけで潰れてしまうからです。あれだけの人数でやっても、ひとりのミスって結構目立ちます。

なのでバンドやってた時は、「細かい部分の指摘が多すぎる」とメンバーに怒られたりしてました。そのくせ音について聞かれた時は「ええんちゃう」しか言わないので余計怒られました。正直すまんかった。

今でもたまにスタジオに入ったり人の演奏を見たりするとき、「吹奏楽みたいにコンクールやコンサートで大勢の人に聴いてもらう音楽と、バンドみたいにやる側が楽しみたくてやってる側面が強い音楽とでは、なにに重きを置くかは違うのかな~」とか悩んだりもします。が、個人的にはやっぱりミスが少ないほうが合わせるほうも楽しいんじゃないかなと思います。自分が弾けることが楽しい!最高!って人とは相容れないのかもしれません。

 

他パートとのバランスは別にたいした話じゃなくて、たまにギターだけうるっせえ!みたいな時とか、ギターとベースの音の帯域が被ってて聞きぐるしい!みたいな現象に遭遇するので、それは勘弁してほしいぜヤレヤレぐらいの話です。

 

うまみレーダーチャート② 歌編

なぜ頼まれてもいないのに歌編を作ったのか!理由はひとつ!「五角形のレーダーチャートがあったほうが見栄えがいい」からだ!

あと自分が元々歌が下手でコンプレックスが強かったので、歌がうまいって何…?ってことを考える機会が今まで多かったというのもあります。一度自分の思う「歌がうまい」のイメージを可視化しておきたくて。

 

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めっちゃ五項目にまとめるの苦労しました。その割には最後のほうアホがにじみ出てるな。「楽しそう」って何だ。

 

音の正確さとリズムは言わずもがなです。余談ですが、私の友達には「カラオケの採点で100点(99.999点)を取ること」、俗に言うスコアタが趣味という愉快な人たちが沢山います。私はスコアタやらないのでその人たちとも普通にカラオケに行くだけなんですが、彼らの音程とリズムの正確さマジで滅茶苦茶すごいです。何事も訓練なのだな…と思います。あとたまにスコアタやってる所見せてもらうけど加点のために全音ビブラートかけたりしてて笑う。もはや歌ではなく音ゲー

 

次、「高音の伸び」!どういう言葉で表現すればいいか迷ったんですけど、単にhihiC余裕ですドヤみたいな感じじゃなくて、自分の出せる範囲の高音を、耳ざわりの良い音として出せる人がすごいなと思います。特に私はこれがめちゃくちゃ苦手で、地声と裏声の切り替えがマジで出来ないんですよ。サビとか歌ってて高音を出そうとしたら、裏声になった瞬間モノマネが下手な人がやるミッキーマウスみたいになるん。困るん。

地声やミックスに関しては、とにかく「無理してます」感が出てない声がいいです。しんどい思いをして出す声は聞いてるほうもしんどい。

 

次、「個性」!ざっくりしすぎだろう!もっとテクニカルな項目にしようと思って、ビブラートとか色々考えてたんですけど、歌い方って人それぞれだし、自分の個性を理解して適度に出せているのが良い状態なのではと思います。たまにしゃくりすぎてキモい歌い方になってる人とかいるじゃないですか。

 

さいご!「楽しそう」!……これについてはもう何も言えないですすいません。個人的に、超個人的に、歌ってて楽しそうな人の歌を聴くのが大好きなんです。悲しい曲でも楽しそうに歌ってほしいってわけじゃなくて、曲の感情とはまた別に「歌うことが楽しい」という自分自身の感情を滲ませている人。基本、人の歌を聴くのはカラオケかコピーバンドなので、自分が作ったわけでもない曲に感情移入できる人って稀だと思います。そんな中で歌うこと自体をめいっぱい楽しんでいる人は、無意識的に歌の持つ感情も理解して表現しているようにも見えます。

 

おわりに

結局のところ、楽しんで演奏する/歌うことが素敵な音楽を作るいちばんの方法なんじゃないでしょうか。やれ音の正確さだとかリズム感だとか色々言いましたが、それは私が演奏を聴いたり一緒に演奏したりするときにその辺がダメだと「楽しくない」からです。そういう意味では楽器の項目にも「楽しそう」を入れておいたほうが良かったのかもしれませんが、ミスまみれで楽しそうにしてるやつは一緒にやってるとムカついてくるのでやめました。あと四角形のレーダーチャートって最強にかっこ悪いからダメ。

今回書いたのは私の個人的な「聴いてて/一緒にやってて楽しい音楽の要素」であって、正解とかでは決してないです。別に他人が何を言おうが、自分の「楽しい」と感じるファクターが何なのか、それを認識してなるべく似た感性を持つ人と一緒に音楽をやるのが一番だと私は思ってます。なにせ、音を楽しむと書いて音楽なので。